【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
冬至の頃 (小海線)

2022.12.20 JR小海線 中佐都-美里
一年で昼間の時間が最も短い冬至の2日前に
浅間山を望む場所へ撮影に出かけました。
当日の日没時刻は、午後4時34分、
16時を過ぎると、太陽は見る見るうちに西へ傾いていきます。
日没直前のひと時、暮れ行く冬の太陽が、
うっすら雪を纏った浅間山や普通列車を
黄金色に染めていました。
冬支度 (しなの鉄道)

2022.12.21 しなの鉄道 信濃追分-御代田
葉を落として冬支度を済ました木々の向こうに
薄化粧の浅間山を望む場所へ足を運びました。
気温は低いけれども積雪は少ない軽井沢、
日本海側での大雪にも関わらず
ここでは地面に雪が少し被る程度です。
冬らしい風景が広がる12月の軽井沢
これから冷え込みが厳しい季節がやって来ます。
再エネと変電所 (豊橋鉄道)

2021.12.14 豊橋鉄道渥美線 植田-芦原
渥美線沿線の豊橋市・田原市では
全国でトップクラスの日射量と、
年間を通して吹く太平洋から強い風を利用して
太陽光と風力の発電所が数多く運転されています。
それらで発電される電力が増加すると、発電と消費の関係から
変電所では従来と逆方向に電流が流れることが多くなり、
容量の増加など、その対策を講じる必要があるそうです。
再生可能エネルギーの普及には変電所に関するだけでも
様々な課題があるようですが、一つ一つ乗り越えて
未来に繋がるようにしたいですね。
冬のキャベツ (豊橋鉄道)
煌めく夜 (山手線)
欧州慕情 (叡山電鉄)

2022.11.10 叡山電鉄叡山本線 八瀬比叡山口駅
大正時代に建てられた八瀬比叡山口駅は
頭端式のホームを持つ小さな終着駅。
そこに観光列車の「ひえい」が入線していました。
ホームを覆うドーム状の屋根とそれを支える無骨な鉄骨の支柱は
停車中している列車の斬新なデザインと相まって、
ヨーロッパのターミナル駅を彷彿させます。
紅葉シーズンに入ったムード満点の終着駅には
折り返しの出発時刻まで、しばしの静寂が訪れます。
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