【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
変わるもの・変わらないもの (只見線)

2020.8.20 JR只見線 会津桧原-会津西方
只見川第一橋梁を見下ろすポイントに来たのは
6年ぶりになります。
美しいアーチを描く橋梁と静かな川面は
以前と変わらない素敵な姿を見せてくれましたが
走る車両は国鉄型のキハ40系から
新鋭のキハE120形に変わりました。
変わるものと変わらないが同時に存在するところが
鉄道写真の魅力の一つでしょうか。
次回は景色が変わる冬に訪問したいと思います。
名山の麓で (磐越西線)

2020.8.15 JR磐越西線 川桁-猪苗代
福島県の名山として名高い磐梯山の麓に
真夏の緑に溶け込むようなE721系電車が
やってきました。
各地で35℃を超える気温のニュースが流れる中で
猪苗代の湖畔は、湖からの涼やかな風の影響でしょうか
幾分涼しく感じられます。
お盆を過ぎれば、少しでも涼しくなるといいですね。
猛暑襲来 (しなの鉄道)

2020.8.10 しなの鉄道 平原-御代田
長い梅雨がやっと終わったと思ったら
連日35℃を超える猛暑がやってきました。
通常はお盆が明けると涼しくなるのですが
今年はその気配もありません。
夏の花、向日葵もうつむき加減で少しバテ気味
体調に気を付けて、なんとか猛暑を乗り切りましょう。
ラストキャバレー (西鉄福岡市内線)

1979.01 西鉄福岡市内線 渡辺通四丁目
現在ではほぼなくなってしまった「キャバレー」
福岡で最後まで残ったのは、渡辺通りから見ることができる
ドーム屋根の「ミナミ」でした。
正統派のキャバレには、子供の頃に親戚の宴会の流れで連れられて
一度だけ入ったことがあります。
店内は広くて、ステージがあったのは覚えていますが
綺麗なお姉さんが居たかどうかは、
眠かったせいものあり、定かではありません。
背の高いソファーと高い天井だけが記憶が残る
唯一の「キャバレー体験」でした。
木造家屋 (西鉄福岡市内線)

1978.12 西鉄福岡市内線 渡辺通二丁目
福岡の繁華街、天神から南に延びる渡辺通りですが
戦後、交通量の増大と再開発から、道路が拡張されました。
その際、道路の拡張工事は西側に拡げる形で始められ、
片側3車線の車道と広い歩道が先に敷設されましたが、
市電が走る旧道の東側は古い木造建築物などが残っており
市内の中心部で新旧取り混ぜの風景を見ることが出来ました。
現在の立派なビル街からは想像もできない
「昭和」な姿です。
庶民の街から (西鉄福岡市内線)

1978.12 西鉄福岡市内線 渡辺通一丁目
渡辺通一丁目、通称「一丁目」は庶民の街。
スーパーマーケットの「サニー」を中心に
アーケード街の「清川サンロード商店街」があり、
下町の風情が漂う街でした。
その一丁目に建設計画が持ち上がったのが
一流ホテルの「ホテルニューオータニ」と
ショッピングモールの「サンセルコ」
従来のイメージを一変する真新しいビル群が建つことになり
今ではハイカラな街に変貌した一丁目ですが
「清川サンロード商店街」は今でも健在。
いつまでの庶民の味方でいて欲しいと思います。
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