【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
ジャンクション (西鉄福岡市内線)

1979.01 西鉄福岡市内線 千代町
千鳥橋から博多駅へ向けて進むと千代町に達します。
ここは循環線と貫線が交差し、
吉塚線との分岐点にもなっていました。
直進すれば博多駅、右折すれば天神と
市内中心部に通じる重要な交差点
今ではビルが立ち並び、スマートになった千代町ですが、
道路上に張られた架線と電車を待つ女子高生のスカート丈が
昭和の時代を語っています。
要衝の三叉路 (西鉄福岡市内線)

1979.01 西鉄福岡市内線 千鳥橋
循環線と貝塚線のみとなった最晩年の福岡市内線
路線が分岐している場所は、
この千鳥橋一か所になっていました。
この電停は、1963年までは
「新博多駅」や「西鉄博多駅」と呼ばれ
現在も国道3号線と市街地と繋ぐ重要な場所
市電の最期をしっかりと見届けた
要衝の地でした。
His Master’s Voice (西鉄福岡市内線)

1979.01 西鉄福岡市内線 馬出三丁目
専用軌道の終点であった千鳥橋電停に向けて
緩やかなカーブを描き終えるあたりが馬出三丁目
その電停標に取り付けられた広告看板に、
蓄音機をのぞき込む「ニッパー」君の姿を見つけました。
ニッパー君の姿が商標登録されたのは、
120年前の1900年の6月の事。
社名が「日本ビクター」から「JCV」に変わっても
1世紀の時を超えて、彼は今も生き続けています。
水温む頃 (八高線)
花は咲く (八高線)

2019.4.04 JR八高線 松久-児玉
3月下旬から4月の上旬にかけて
季節外れの雪や強風が吹きました。
桜を散らさんばかりの荒れた天候でしたが
嵐に耐えた桜並木は、美しい姿を見せてくれました。
困難を乗り越えて咲く花達に
少し勇気をもらった気がします。
耐えて待つ春 (八高線)

2019.3.29 JR八高線 明覚-小川町
季節外れの寒気に共に降り始めた雪は
昼頃にはみぞれに変わっていました。
七分咲きとなった桜の花びらにも
重たい雪がずっしりと積もっています。
重さに耐えるの花びらたちですが
散ってしまうことはありません。
厳しい試練はあれど、春は必ずやってくるでしょう。
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開設して8年弱、ひとえにご訪問頂きました皆様のお陰と存じます。
拙作ばかりではございますが、これからも続けていきたいと思います、
今後とも、よろしくお願いいたします。
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