【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
国鉄時代 (北条鉄道)

2019.6.24 北条鉄道 長駅
1980年代の後半、地方交通線と呼ばれたローカル線は
あるものは廃線となり、またあるものは徹底した合理化で
侘しい姿となる路線が増えました。
地方から国鉄時代の風情がなくなっていくなかで、
第三セクター鉄道として再スタートをした路線では
駅舎やホームなど旧国鉄時代の施設を大切に使っている
例が数多く見られます。
北条鉄道の長駅もその一つで
1915年の開業当時の駅舎が大切に使われており、
ホームに張り出した屋根を屋根を支える木の柱や
木製のベンチ、引き戸など、昭和の時代を彷彿とさせます。
各地を走るリバイバル塗装の車両にも惹かれますが、
古き良き時代の鉄道施設を大切に使用する第三セクターの鉄道を、
思わす応援したくなります。
ゆふいんの森に想ふ (久大本線)

2019.6.02 JR久大本線 引治-豊後中村
JR九州には赤や黄色の鮮やかな色合いの車両が
多数走っています。
南国をイメージさせるこれらの車体色は
1989年に運行を開始した観光特急「ゆふいんの森号」の
メタリックグリーンに端を発するものではないでしょうか。
従来の特急や観光列車とは一線を画すサービスと
その色合いは、登場後三十年を経た今でも
色褪せることはありません。
今日も九州の山深き緑の中を
美しいしい姿で駆け抜けて行きました。
雨模様の朝 (久大本線)

2019.6.02 JR久大本線 湯布院-南由布
宿を出たときから怪しかった空模様でしたが
撮影場所に着くと一気に雨が降り出してきました。
鉄道写真撮りには生憎の梅雨空ですが
この時期、それもまた一興。
今日は雨に煙る由布岳をみながら
温泉でも入ることにいたしましょう。
新潟・山形地震で被災された皆様へ
この度、山形県沖を震源とした地震により、
被害を受けられた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧と皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
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二つの橋 (久大本線)
夜明は遠く (JR日田彦山線)

2019.6.01 JR日田彦山線 夜明駅
平成29年7月に発生した九州北部豪雨で
JR日田英彦山線は沿線63箇所に甚大な被害を受けて
添田駅 - 夜明駅が不通となりました。
それからもうすぐ2年
56億円といわれる復旧費については、
一部を国や沿線自治体とおおむね合意が得られているものの、
その後の運行・維持管理費用については
JR九州と地元自治体で意見が分かれている様子です。
鉄路の先の信号がを青に変わる日が来るのでしょうか。
輸送密度の下がった区間での鉄道のありかたついて
考えされられます。
六月の華 (久大本線)

2019.6.01 JR久大本線 夜明駅
昨年は撮り逃してしまったアジサイの花
今年こそは意気込んでいましたが
季節の歩み進みが早い九州で
早速、出会うことができました。
涼し気な水色の花達に
たくさん楽しませて貰えそうです。
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