【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
きさらぎ艶姿 (阪神なんば線)

2019.2.26 阪神なんば線 伝法-福
川沿いの土手を目指して歩いていると
なんとも艶っぽい梅の花が
目に飛び込んできました。
傾き始めた夕陽を浴びて
ほんのり紅く色づいた姿は
春の気配を色濃く感じさせます。
弥生三月はもうすぐそこです。
早咲きの桜 (紀勢本線)

2017.02.15 JR紀勢本線 冷水浦駅
河津桜や寒桜、寒緋桜、など
1月~3月にかけて開花する早咲きの桜がありますが、
温暖な紀州路には、その桜を見せてくれる
小さな駅があります。
特急列車では一瞬で通り過ぎてしまう小駅にも
普通列車は桜の目の前にゆっくりと停車
のんびりと旅行く車窓に
春の便りを届いてくれます。
はじめの一歩 (八高線)

2019.2.10 JR八高線 明覚-越生
暦の上では立春を過ぎましたが
北海道には超弩級の寒波、首都圏では降雪と
まだまだ冬の寒さが続いています。
そんな中でも線路沿いの梅林では
小さな花が咲き始めていました。
堅く閉ざしたつぼみが多い中でも
来る春の気配を感じているかのように
花達がはじめの一歩を踏み出しています。
上富良野北辺 (富良野線)

2013.02.17 JR富良野線 上富良野-美馬牛
明治30年、富良野の開拓は
ここ上富良野町から始まりました。
大正15年の十勝岳噴火による泥流被害も乗り越え
いまやラベンダーの街として
全国的にも有名になりました。
その上富良野の北辺に当たるこのあたりから
列車は進路を変えて
美瑛につながる丘陵地を目指します。
線路を見下ろす丘の上からの眺めは
富良野らしくも美瑛らしくもあります。
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