【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
赤と緑 (小海線)
黄金色の林 (小海線)
秋色オブジェ (加古川線)

2018.10.26 JR加古川線 比延駅
国鉄時代の末期、地方のローカル線では
利用者の少ない駅が次々と無人化され
荒れるに任せた駅が多かったように記憶しています。
そんな無人駅でしたが、昨今は地域の方々が
駅の清掃や手入れをボランティア行うようになり
管理され、利用されている駅が増えています。
ここ比延駅の小さな待合室も綺麗に清掃され
改札口の横にある一輪挿しには
栗や柿をあしらったオブジェが飾られていました。
駅の利用者は年々減少していると言われますが
地域との繋がりは強くなっているような気がします。
キハ06がよく似合う (加古川線)

2018.10.26 JR加古川線 比延駅
小生の本棚には 「シーナリィ・ガイド」という古い雑誌があります。
昭和30~40年代の駅や機関庫と言った鉄道施設などを中心に、
模型作りの参考になるような写真を掲載した内容ですが、
その中で「キハ06がよく似合う」という見出しで
晩秋の比延駅の写真が紹介されています。
その写真と見比べてみると
対面のホームはすでに草木に覆われ、
ホームは嵩上げされてはいますが、
大正13年の加古川線全通時に建てられた木造駅舎は
今も現役で残っています。
シーナリィ・ガイドに載っているような
戦前のディーゼルカーはもちろん運行されていませんが
昔と同じ1両編成で 新型の125系電車が静々とやってきました。
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