【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
出雲大社の玄関口
立山をバックに

2012.05.05 JR北陸本線 水橋-東富山
津軽海峡を渡り日本海を縦貫する寝台特急「トワイライト」が
立山をバックに富山にやってきました。
終着の大阪まであと五時間あまり、豪華列車の旅をゆっくり楽しんでください。
雨の倶梨伽羅越え

2012.05.04 JR北陸本線 石動-倶利伽羅
源平の戦いで有名な倶利伽羅峠は、今も鉄道の難所です。
蒸気機関車が喘いで登った峠道ですが、
今では681系の特急列車が降りしきる雨を物ともせずに駆け抜けていきます。
桜色の演出

2012.05.03 のと鉄道 能登鹿島駅
桜の名所として有名な能登鹿島駅は、別名「能登さくら」駅と呼ばれています。
訪れてたときには既に葉桜になっていましたが
さくら色の駅舎とアニメ作品『花咲くいろは』 のラッピング車両が、
華やかさを演出してくれました。
チューリップフェアの頃
田植えを待つ
妖艶な刻(とき)

2012.04.30 JR高山本線 高山ー飛騨一ノ宮
日が沈んだ後は、自然であれ人工物であれ
日中には見せなかった艶やかな姿を見せてくれます。
吸い込まれそうな桜色に名古屋行きの特急が溶け込んでいきました。
飛騨川に沿って
群馬へはばたくリゾート列車 (吾妻線)
白煙

2013.04.13 JR上越線 津久田-岩本
逆光に白煙を輝かせて蒸気機関車が鉄橋を渡っていきます。
都会では桜もすっかり散ってしまいましたが
利根川の上流ではこれからが春本番、
渓谷にも春の陽光がようやく届き始めました。
上越国境を越えて

2013.04.13 JR上越線 水上-上牧
長い冬に閉ざされた上越国境の山々には4月に入っても残雪が多く残っています。
青い空とコントラストをなす谷川岳の麓から
コンテナを積んだ貨物列車が駆け下りてきました。
V字谷の新緑

2012.04.29 JR飯田線 金野-唐笠
天竜峡から下流の天竜川は伊那谷を流れる風景とは一変し、
深い山間いを流れていきます。
天竜川に沿うトンネルの間から顔を出した電車を
鮮やかな新緑の木々達が出迎えていました。
オメガカーブから現る
春から初夏へ

2012.04.29 JR飯田線 伊那福岡-田切
路傍のタンポポが陽光をいっぱいに浴びていました。
もうすぐ水田に水を張る湛水(たんすい) の作業が行われる頃、
伊那谷は春から初夏へ季節が移ろうとしています。
百年の時を越え

2013.04.05 南海電鉄 南海線 浜寺公園駅
浜寺公園駅の本屋は、明治の著名な建築家である辰野金吾により設計されました。
後に堅牢な東京駅を設計を手がける辰野ですが、
ハーフティンバー様式の木造鉄板葺き・平屋建ての木造駅舎は、
100年の時を経ても美しい姿を今に留めています。
その駅舎ですが 2018年3月末に完成が予定されている鉄道の高架化に伴い、
移築する計画が進んでいます。
青空をバックに左右対称の美しい姿を見せる駅舎が見られる時間も
あまり多く残されていないかもしれません。
ラピート号が行く

2013.04.05 南海電鉄 南海線 七道-堺
斬新なデザインの列車としては、水戸岡鋭治氏デザインによるJR九州の車両群が有名ですが、
南海本線を走る50000系電車「ラピート」も、その斬新さでは負けていません。
リムジンバスやJR特急「はるか」との競合はありますが
関西国際空港へのアクセス特急として頑張ってもらいたいものです。
貨物上屋 ( わたらせ渓谷鉄道)

2010.04.30 わたらせ渓谷鉄道 足尾駅
地方のローカル線にまだ貨物列車が走っていた頃、
駅の貨物ホームには貨物上屋が良く見かけられました。
横見板張りの側面はかなり傷んでいますが、
上屋の形や色合いは2軸の貨車が横付けされていた当時を思い起こさせます。
化粧直し ( わたらせ渓谷鉄道)

2010.04.30 わたらせ渓谷鉄道 足尾駅
足尾駅には旧国鉄で活躍した キハ30 35 か留置されています。
2009年春に修復工事と国鉄一般色に化粧直しされた車両は
まるで現役さながらの綺麗な姿を見せていました。
足尾駅を発車した列車の乗客も、思わずパチリ!と写真に収めていました。
風の道
再訪
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