【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
串内信号場通過 (石勝線)
畑の恵みを運ぶ (根室本線)

2013.02.17 JR根室本線 富良野ー島ノ下
日が暮れた富良野の街に灯りがぽつぽつと点る頃、
秋に収穫された農産物を運ぶ貨物列車が富良野を出発します。
今日は休日のためコンテナは少なめですが、
タマネギやジャガイモなど大量輸送手段として重要な役割を担っています。
「鉄道員」の頃 (根室本線)
川霧の中から (根室本線)

2013.02.18 JR根室本線 島ノ下ー富良野
冬の晴れた日の朝、富良野市街を流れる空知川には川霧が発生していました。
暖かな川の水から発生する水蒸気が市街地の冷たい空気で冷やされ、
再び凝結して霧粒となります。
空知川から現れる白いベールの中から、赤いのDF200に牽かれた貨物列車が現れてきました。
足跡を追って (富良野線)

2013.02.17 JR富良野線 美馬牛ー上富良野
雪原の上に動物の足跡が線路の向こうの木立向かって延びていました。
ウサギでしょうかキツネでしょうか、勉強不足でよくわからないのですが、
ここではヒトの方が「間借り人」のようです。
丘を繋ぐ鉄路 (富良野線)

2013.02.16 JR富良野線 美馬牛ー美瑛
丘の街で有名な美瑛周辺には起伏のある丘陵地が続いていますが
それらの間を線路はジェットコースターのような急坂で繋いでいます。
丘と丘の間に差し込んだ夕陽浴びながら、列車が駆け下りてきました。
川の表情 (富良野線)

2013.02.16 JR富良野線 北美瑛ー千代ヶ岡
北海道を流れる川はゆったりと見えるものが多いような気がします。
河川両岸の土手や堤防の低さの影響もあるのでしょう、
こんなところにも北海道のおおらかさを感じます。
リゾート特急が行く (石北本線)

2012.02.22 JR石北本線 生野ー生田原
流氷シーズンになると季節列車の「流氷特急オホーツクの風」が運行されます。
車両ごとに5色に彩られたハイディッカー車は旅の気分を盛り上げてくれます、
観光も北海道の大切な産業のひとつ、北の大地にリゾート特急が駆けていきます。
羊腸の峠道 (石北本線)

2012.02.22 JR石北本線 生田原ー金華
大きなエンジン音を豪快に響かせながら石北貨物がやってきました。
左へ右へに曲がる線路に身をくねらせ、ゆっくりとした速度で登っていきます、
一歩一歩踏みしめるような峠越え、サミットまであと少しです。
北海道の屋根 (石北本線)

2012.02.21 JR石北本線 東相内ー相内
北海道の屋根である大雪山系は、ここ北見からも遠く望むことができます。
山の向こう側の旭川は180kmも先、その間には2つの峠が立ちはだかっていますが、
真っ直ぐに延びる線路は2つの都市をしっかりと結んでいます。
鶴の舞う駅 (釧網本線)

2011.02.20 JR釧網本線 塘路ー茅沼
茅沼駅では地元の方々の手によって、タンチョウの餌付けが続けられています。
タンチョウは列車が近づくと逃げてしまうことが多いそうですが
今回はSLと一緒にタンチョウの舞う姿を収めることができました、
素晴らしい幸運に感謝です。
ビルの谷間で (京葉線)
LIFE LINE (京葉線)
道程

2013.02.09 JR中央本線(辰野支線) 信濃川島ー辰野
信州を旅するとあちらこちらに道祖神を見かけます。
伊那谷から信濃に抜ける街道沿いで見かけた道祖神には
「右ハぜん光じ 左ハ与ニ川島」の文字が見えました。
道に迷わぬよう、昔も今も路傍の神様が旅人案内してくれます。
「ミニエコー」がやって来た

2013.02.09 JR中央本線(辰野支線) 小野ー塩尻
林の中から「ミニエコー」と名づけられたクモハ123-1がやってきました。
新製から34年、荷物電車からの改造でも26年間、
1983年の辰野-塩尻間新線開通で旅客需要が減った旧線区間の輸送を
たった一両任務をこなしてきました。
トコトコと走り続けた小さな電車も3月で引退です、お疲れ様でした。
日が暮れて

2013.02.03 JR福知山線 広野ー新三田
日中は暖かったもののまだ季節は2月の始め、
日が暮れるとぐっと冷え込んできました。
木立から現れた電車は家路に向かう乗客を乗せて一路、南を目指します。
春を待つ光

2013.02.03 JR福知山線 古市ー南矢代
立春を目の前にした暖かな午後、
枯れ草の中にも少しだけ春の気配が感じられました。
3月になるとニューカマーもやってきます、
183系の力走も、あと少しになりました。
冬の渓谷を行く
揺るぎなき守護者

2013.02.03 JR福知山線 篠山口ー丹波大山
線路際のお寺で綺麗な不動明王の坐像に出会いました。
釈迦の内面を映したともいわれるその姿は、外面は厳しくても内心で慈しみ
「こうのとり」で運ばれてくる新しいいのちを、大きな愛で導いてくださいます。
昭和の名脇役

2011.02.07 JR高山本線 千里ー速星
キハ58+キハ28の基本2両編成の美しいサイドビューを収めたくて井田川橋梁へやってきました。
キハ28は[いすみ鉄道]にて復活の話があるようですが、編成姿はこれで見納めのようです。
新幹線0系やブルーとレインのような派手なセレモニーこそありませんが、
地方をと密着し高度経済成長を支えた昭和の証人が静かに去っていきました。
終焉の地
富山湾に沿って (氷見線)
時代の変遷と共に

2011.02.07 富山ライトレール 東岩瀬駅
東岩瀬浜駅ではLRT化された新ホームの反対側に
JR時代に使用されていた旧駅舎とホームの一部が保存されています。
簡素で機能的な新しいホームと対比して、旧JR時代の造りはその重厚さがより一層際立だちます。
時代と共に鉄道に求められるものも変わっていくようです。
北前船の駅
新時代の到来
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