【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
野生美 (秩父鉄道)

2023.9.01 秩父鉄道 武州中川駅
9月に入っても厳しい残暑が続く日々
武州中川駅では改札口からホームの間には、
キバナコスモスが咲いていました。
この花の花言葉は「野生美」
やせた土地でも育ち、花期が長く、害虫にも強いので、
手入れをせずに放任してもよく咲き続けます。
力強さと可憐さ兼ね備えたキバナコスモス
改札口へと向かう乗客の目も楽しませてくれるでしょう。
残暑の中で (秩父鉄道)

2023.9.01 秩父鉄道 武州中川駅
オレンジ色の絨毯の向こう側から
普通列車がやって来ました。
残暑の中で訪れた武州中川駅の構内には
たくさんのキバナコスモスの花が風に揺られ
美しく咲き誇っていました。
吹く風は熱気を帯びた南風
秩父路に秋がやって来るのは
もう少し先になりそうです。
夏の気配 (秩父鉄道)

2023.6.04 秩父鉄道 武州日野-白久
真上から降り注ぐ強い日差しを受けて
黒い蒸気機関車がやってきました。
梅雨入りを直前に控えた6月初旬
木々の間から望む青空には
夏を思わせる雲が湧いています。
緑と白い雲のコントラストは
やがて到来する夏の気配を感じさせました。
初夏の風に (秩父鉄道)
見頃を迎えて (秩父鉄道)
昭和の気配 (秩父鉄道)

2023.1.1 秩父鉄道 明戸-大麻生
林立する電線と電柱の中を
「EL新春みつみね号」がやって来ました。
新春の柔らかな夕陽を浴びた
茶色い機関車が牽く客車列車は、
古き良き昭和の気配を漂わせます。
昭和の終わりから34年目の令和5年
今年も良い年になります様に。
謹賀新年2023 (秩父鉄道)
花咲く駅にて (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
今が盛りと咲き誇るアナベルの向こう側、
駅のホームに下り列車が到着しました。
列車からは女性客が一人降りてきて
無人の改札口に向かって歩いて行きます。
武州日野駅の一日の乗降客数は平均100人前後、
旧荒川村の中心駅としては少し寂しい数字ですが
地域の拠点としての役割は変わりません。
駅長室 (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
武州日野駅の駅本屋には
「駅長室」の看板が掲げられています。
最近では業務委託駅になっていて
駅係員が勤務していたのは週に5日。
2022年3月には完全に無人化されました。
梅雨明け後の暑さの中
人の気配がなくなった駅長室に
静かな時間が過ぎていきます。
暑さに強く (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
セイヨウアジサイの別名を持つ
白い紫陽花の花、アナベル。
暑さや寒さ、病害虫にも強く
育て方も簡単ということで
近年、よく見かけるようになりました。
梅雨時期の天候の影響で
いつもの青や赤の紫陽花が見られなかった駅に、
たくさんのアナベルが緑の葉に映えていました。