【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
櫻めぐり (阿武隈急行線)
旧丸森線 (阿武隈急行線)
春の一日 (東北本線)

2023.4.03 JR東北本線 船岡-大河原
白石川沿いに咲き誇る
1200本のソメイヨシノの間から
普通列車を狙ってみました。
傾きかけた春の陽を浴びる桜の花弁は
昼間とは少し違った趣を醸し出してくれます。
例年より早く満開となった「一目千本桜」で
春の一日を存分に楽しむことができました。
一目千本桜 (東北本線)
蔵王遠景 (東北本線)

2023.4.04 JR東北本線 大河原-船岡
宮城県南部の大河原町と隣の柴田町に連なる
桜の名所「一目千本桜」も、
例年より1週間程度早く満開になりました。
満開の桜が彩る線路の先には
残雪頂く蔵王連峰を望むことができます。
まるで絵葉書の様な風景の中を
颯爽と走る貨物列車と出会う事ができました。
昼の始発電車 (弘南鉄道)

2021.1.08 弘南鉄道弘南線 弘前東高前駅
雪と強風の影響で、運転を見合わせていた弘南線も
お昼過ぎにやっと動き出しました。
しかし、やって来た始発電車に乗り降りする乗客はなく
雪のホームに足跡が付くことはありません。
次の駅を目指して走り去る電車を
綿帽子を被ったホーム上屋が静かに見送っていました。
白と銀色の世界 (弘南鉄道)

2021.1.08 弘南鉄道大鰐線 石川-石川プール前
昨夜来の暴風雪で運休となっていた大鰐線も
午後になって運転再開となりました。
降り積もった雪は田圃を白く覆い隠し
背後の小山も銀色に彩色しています。
青い空が広がる白と銀色の世界
ステンレス車体の7000系電車が
その中に溶け込むようにやって来ました。
飯豊山系遠望 (磐越西線)

2021.4.11 JR磐越西線 山都-喜多方
手前には建設当時東洋一の規模を誇った一ノ戸川橋梁。
奥には福島県と新潟県、山形県の三県にまたがり
数メートルの雪に包まれる飯豊山地。
晴天に恵まれた素晴らしいロケーションの中を
GV-E400系の快速「あがの」がやってきました。
SLばんえつ物語号の通過は2時間半後
鉄道ファンも誰もい居ない長閑な時間を
独り占めすることが出来ました。
急客機健在 (磐越西線)

2021.4.11 JR磐越西線 尾登ー荻野
綺麗な煙を吐きながら
S字カーブの勾配に挑むC57
終戦後まもなく急客機として製造された180号機にとって
SLばんえつ物語号の編成は重量級の客車7両。
決して楽な仕業とは思えませんが
捕機の力も借りずに軽々と登ってきました。
今もなお現役として鉄路を駆ける180号機
これからもたくさんの笑顔を運んでもらいたいものです。
端正な姿 (磐越西線)

2021.4.11 JR磐越西線 喜多方ー山都
細身のボイラーと大きな3つの動輪を
春の優しい光に輝かせたC57
この角度が一番美しいと思わせる端正な姿は
まるでモデルと見まがうばかり。
桜の花のスクリーンの向こう側
かすかな煙の香とドラフトの音と残して
颯爽と走り去りって行きました。