【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
途切れたレール 吾妻線(太子支線)

2020.10.25 吾妻線(太子支線) 太子駅
鉱石運搬を目的に敷設された吾妻線の太子駅
その積み出しに使われたホッパーが保存されています。
長年放置され土砂に埋まった部分を掘り出して整備されたとの事ですが、
その下には一部レールが残されています。
戦後の高度経済成長期に京浜地区まで繋がっていたレールは
その役割を終えたホッパーと共に静かに眠っています。
category: ◇遺構・展示
太子駅跡 吾妻線(太子支線)

2020.10.25 吾妻線(太子支線) 太子駅
吾妻線の長野原駅(現長野原草津口駅)から
山間に延びていた太子支線
鉱石運搬を目的に敷設された路線は
1970年に営業運転を終了しましたが、
終点太子駅は2018年に鉄道遺構として整備されました。
新たに土盛されたホームや駅名標が整備され
当時使われたホッパーも見ることができ、
旧駅舎を模した展示室もあります。
気軽に訪れることができる鉄道遺産として
誰にでもお勧めできるポイントです。
夜明は来ず (日田彦山線)
夜明は遠く (JR日田彦山線)

2019.6.01 JR日田彦山線 夜明駅
平成29年7月に発生した九州北部豪雨で
JR日田英彦山線は沿線63箇所に甚大な被害を受けて
添田駅 - 夜明駅が不通となりました。
それからもうすぐ2年
56億円といわれる復旧費については、
一部を国や沿線自治体とおおむね合意が得られているものの、
その後の運行・維持管理費用については
JR九州と地元自治体で意見が分かれている様子です。
鉄路の先の信号がを青に変わる日が来るのでしょうか。
輸送密度の下がった区間での鉄道のありかたついて
考えされられます。
歳月 (吉松駅)
美脚秀麗 (吉松駅)
QUEEN達との再会
愛しのキューロク (三笠鉄道記念館)
雪の道

2016.02.11 旧JR江差線 木古内-渡島鶴岡
鉄路から列車が去って2回目の冬
雪の道となった線路跡は 峠に向かって真っ直ぐに延びていました。
取り残された 転轍機や信号機、防風柵が 往時を偲ばせます。