【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
櫓を望む (山陽本線)

2018.10.26 山陽本線 明石駅
駅のホームから城を望むことができる場所で
有名なのは姫路駅と姫路城でしょう。
姫路城のような立派な天守閣ではありませんが、
ここ明石駅では2つの櫓を見ることができます。
高架式のホームの正面に望む櫓と白壁は
日常の中での喧噪を忘れされてくれるように
凛とした姿を見せてくれています。
境界の隋道 (山陽本線)

2017.4.12 JR山陽本線 瀬野-八本松
峠によって商圏や文化圏が分かれることがありますが
ここ「セノハチ」は広島市と東広島市の境界になります。
東広島市の中心地である西条は
20万人に近い人口を誇る清酒と学園の街
お隣の広島市とは異なる文化を持つ街同士を
今日も鉄路が結びます。
e-Power (山陽本線)

2017.4.13 JR山陽本線 瀬野-八本松
セノハチの峠越えをサポートする後補機は
古くはD52、EF59を経て、
現在はEF210およびEF67が務めています。
現代のシェルパ達に、そのパワーを供給するのが変電所
地味な施設ではありますが、鉄道輸送には欠かせない存在です。
縁の下の力持ちのが、今日も日本の物流の支えています。
セノハチ (山陽本線)
下関駅9番線 (山陽本線:下関駅)

2016.07.29 JR山陽本線 下関駅
広いホームと大きな屋根、そしてアナログの大時計
本州最西端の下関駅は昔も今も鉄道の拠点駅です。
この9番線から 門司発福知山行きの長距離普通列車
「824列車」が発車していたのは、もう30年以上も昔のことになります。
時刻はまだ明けやらね 朝の 5時半
ひときわ広いホームで耳をすませば、DD51の汽笛が聞こえてきそうです。
坂道の情景
文学のこみち

2012.11.25 JR山陽本線 尾道-東尾道
「海が見えた 海が見える 五年振りに見る尾道の海はなつかしい」
有名な林芙美子の放浪記のこの一節が、「文学のこみち」の石碑に刻まれています。
文学にはあまり縁はないのですが、ここから見下す尾道の街はやはり素敵でした、
岩場に茂る松の間からチラリと見える列車の姿も、また素敵でした。
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・撮影地点 http://yahoo.jp/ncU0EL
・ワンポイント
ロープウエイ山頂駅を出た所から文学の小道を下ります。
※著名な歌人・文人達の歌碑が全部で25程あります。
尾道の印象

2012.11.25 JR山陽本線 東尾道-尾道
尾道には寺社仏閣の多いことに驚きますが、これらは飛鳥時代から交易を通じ
富を得た豪商達により寄進造営されたそうです。
まさに瀬戸内の要衝といったところでしょうか。
その尾道市街地を回り込み、天寧寺の三重塔と千光寺山ロープウェー山麓駅の傍を抜けて
黄色い115系の普通列車が尾道駅へ向って行きました。
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・撮影地点 http://yahoo.jp/y37oZG
・ワンポイント
国道2号線の千光寺下踏切を渡って真っ直ぐ登っていくと左手に公園があります。
そのからの撮影です。
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