【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
怠り無きよう (高山本線)

2015.09.22 JR高山本線 飛驒一ノ宮-久々野
日本近海の海水温度が上がっている影響でしょうか、
日本列島に近づく台風が大型化しているような気がします。
先日、関西国際空港を水浸しにした台風21号に続いて
大型の台風24号「チャーミー」が接近中です。
名前は可愛らしいのですが、その中身はとても凶暴なようで
収穫を前にした田圃に、被害が出ないか心配です。
まず身の安全を確保することが肝要ですね
情報収集は怠り無きようにいたしましょう。
斜光

2015.09.21 JR高山本線 笹津-楡原
彼岸の頃になると、太陽の光も少しづつ弱くなり
その角度も浅くなります。
斜め光は美しいトラス橋の幾何学模様を浮き出させ
ひとつの構造物を美術作品のような姿に仕立てていました。
ながらえば

2015.09.21 JR高山本線 猪谷-楡原
山深い猪谷駅から少し下ると、赤い道路橋があります。
俳優の笠智衆主演のドラマ「ながらえば」のロケにも使われた橋からは
はるか遠くに鉄路が見えます。
30年以上前の名作に登場した風景は、
今も変わらず美しい姿を見せてくれました。
ローカル特急
ローカル線と国鉄色

2013.11.03 JR高山本線 打保-杉原
国鉄色に塗られたリバイバル車両を見るたびに、そのデザインの秀逸さに感心させられます。
朱色のベージューのカラーリングは自然豊かなローカル線に良く映えると思います。
民営化されたJR各社ではそれぞれのアイデンティティーも大切だと思いますが、
旧国鉄から引き継いだ昭和の車両はすべて元の塗装に戻してみればでうでしょうか。
優れたデザインから次世代のデザインが生まれるような気がします。
妖艶な刻(とき)

2012.04.30 JR高山本線 高山ー飛騨一ノ宮
日が沈んだ後は、自然であれ人工物であれ
日中には見せなかった艶やかな姿を見せてくれます。
吸い込まれそうな桜色に名古屋行きの特急が溶け込んでいきました。