【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
Terminal (富山軌道線)
日の出前 (富山地方鉄道)

2023.2.17 富山地方鉄道 越中三郷-越中荏原
市街地から3000m級の山々を
間近に望むことができる富山市
ここ常願寺川に架かる橋梁からは
立山連峰の美しい姿を眺める事ができます。
白々と明けてきた峰々の背景が金色に変わり
冬の太陽が姿を現す5分前
2両編成の列車が鉄橋を渡って行きます。
冬の名残 (富山地方鉄道)

2023.2.16 富山地方鉄道 有峰口-千垣
世界でも有数の急流河川である常願寺川
その中流域に架かる全長117mの千垣橋梁は、
昭和12年に完成した美しいアーチを描く鉄道橋です。
下流域の富山平野ではすっかり雪も消えていましたが
この付近では、まだ冬の装いのまま。
時より木の枝から落下する雪の音と共に
静々と列車が鉄橋を渡っていきました。
古きもの新しきもの (富山軌道線)

2011.02.06 富山地方鉄道 富山軌道線 電気ビル前
富山市内にある「富山電気ビルデイング 」は
昭和11年に東京の旧丸ビルと帝国ホテルの指導のもとに
ホテルとしてオープンした伝統ある建物だそうです。
重厚なビル佇まいは「昭和」の時代を強烈に感じますが、
その前を新鋭のLRV、セントラム9000型が駆けていきます。
ここ富山では、古き良きものと新しいものとの融合が、
ゆっくりと時間を掛けて行われていました。
富山と言えば (富山軌道線)

2011.02.06 富山地方鉄道 富山軌道線 富山駅前
風光明媚な立山や富山湾で捕れる新鮮な魚が有名な富山県、
しかし真っ先に連想されるのは
やはり「富山の売薬(薬売り)」ではないでしょうか。
始まりは室町時代とされる薬売りですが、家族を残して全国を行脚。
昔も今もお父さんは大変です。