【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
乱舞 (天竜浜名湖鉄道)

2021.12.15 天竜浜名湖鉄道 浜名湖佐久米駅
毎年12月~2月上旬にかけて、
浜名湖に面した浜名湖佐久米駅には
多くのユリカモメがやってきます。
寒い日で小魚が取れないと
たくさん集まって来るそうですが、
餌付けが始まると、またたく間に大盛況。
思っていた以上の数で乱舞するユリカモメ、
その迫力に圧倒されてしまいました。
冬の遅い朝 (天竜浜名湖鉄道)

2021.12.15 天竜浜名湖鉄道 寸座-浜名湖佐久米
寸座駅の裏手にある山へ登る道を辿っていくと
大きなの一本の大樹があり、
そこから浜名湖周辺を見下ろすことができます。
時刻は7時過ぎ、冬の遅い朝焼けが
辺りをほんのりとオレンジ色に染めていました。
温暖な浜名湖エリアでも冷え込んだ朝ですが
冬の遅い一日の始まりが列車と共にやってきます。
収穫進む (天竜浜名湖鉄道)

2021.12.14 天竜浜名湖鉄道 尾奈-知波田
みかんの産地といえば、静岡・愛媛・熊本・和歌山と
温暖な気候の場所で栽培されていますが、
天浜線沿線の三ケ日付近は特に有名です。
訪れたみかん畑では、たくさんのみかんが
目に飛び込んできましたが
既に収穫が終えた樹もあるようでした。
今冬のお値段は少し高めようですが、
冬の味覚を楽しみたいと思います。
Street Legend (天竜浜名湖鉄道)

2020.11.15 天竜浜名湖鉄道 寸座駅
昨今の鉄道車両には、車体に様々なデザインを施した
「ラッピング車」が各地で走っていますが、
天浜線が走る遠江地方では、SUZUKI・HONDA・YAMAHAなど
BIKEをモチーフとしたラッピング車が運行されています。
中でも秀逸なのが、1981年の登場後世界を席巻し、
2019年に新型が発表された SUZUKI のバイク
「KATANA」をモチーフとしたラッピング車両。
2019年にリニュアルされた「KATANA」のデザイン自体も素敵ですが、
車体に描かれたラッピングもまた素晴らしい出来栄え。
長い休眠を経て、20世紀の Street Legend が復活しました。
Jonathan (天竜浜名湖鉄道)

2020.11.15 天竜浜名湖鉄道 寸座-西気賀
波が静かで温暖な浜名湖は、マリンスポーツも盛ん
湖畔のあちこちにマリーナを見かけますが、
寸座駅の近くには、マリンショップの「ジョナサン」があります。
紺色の店舗の裏にはボートやヨットがずらりと並んでおり
艇の係留はもちろんの事、ボートやヨット販売の他に
レンタルも行っているようです。
ボートを借りて、湖上からの天浜線撮影、
いつかチャレンジしてみたいです。
蜜柑のある風景 (天竜浜名湖鉄道)

2020.11.15 天竜浜名湖鉄道 尾奈-知波田
晩秋から冬にかけて、こたつやテーブルの上で
よく見かける果物と言えば、やはり「みかん」でしょうか。
温暖で南斜面の丘陵地を持つ浜名湖沿岸の三ケ日は
みかん栽培に適した条件を生かし、
「三ケ日みかん」のブランドで全国に出荷されています。
訪れた11月中旬は早生品種の収穫が真っ盛り、
直売所で購入した蜜柑を美味しく戴きました。
風、渡る (天竜浜名湖鉄道:西気賀-寸座)

2016.04.29 天竜浜名湖鉄道 西気賀-寸座
みかん畑へ通じるクネクネとした 坂道を上がると
天浜線を見下す大きな樹の場所に着きます。
浜名湖の渡る初夏の風がキラキラ水面を揺らし
初夏の到来を告げていました。
三ケ日と言えば

2013.11.24 天竜浜名湖鉄道 尾奈-知波田
天浜線の「三ケ日」と言えば みかんの有名な産地
列車はみかん畑の中を通って ゆっくりと峠へ向います。
ここで採れるおいしいみかんが スーパーの店先に並ぶと、
年末年始は もうすぐそこです。
天竜二俣駅にて

2015.04.29 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅
2面の立派なホーム上屋を持つ天竜二俣駅。
建設当時、東海道線の迂回路としての役割もあっただけあって
天浜線には趣のある駅舎やホームが数多く残っています。
国鉄時代の重厚な建屋が少なくなってきた昨今ですが
ここでは現役として活躍中です。