【山川草木】鐵道紀行
全国各地のローカル線を中心に、季節の鉄道風景を撮影しています。
見頃を迎えて (秩父鉄道)
昭和の気配 (秩父鉄道)

2023.1.1 秩父鉄道 明戸-大麻生
林立する電線と電柱の中を
「EL新春みつみね号」がやって来ました。
新春の柔らかな夕陽を浴びた
茶色い機関車が牽く客車列車は、
古き良き昭和の気配を漂わせます。
昭和の終わりから34年目の令和5年
今年も良い年になります様に。
謹賀新年2023 (秩父鉄道)
花咲く駅にて (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
今が盛りと咲き誇るアナベルの向こう側、
駅のホームに下り列車が到着しました。
列車からは女性客が一人降りてきて
無人の改札口に向かって歩いて行きます。
武州日野駅の一日の乗降客数は平均100人前後、
旧荒川村の中心駅としては少し寂しい数字ですが
地域の拠点としての役割は変わりません。
駅長室 (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
武州日野駅の駅本屋には
「駅長室」の看板が掲げられています。
最近では業務委託駅になっていて
駅係員が勤務していたのは週に5日。
2022年3月には完全に無人化されました。
梅雨明け後の暑さの中
人の気配がなくなった駅長室に
静かな時間が過ぎていきます。
暑さに強く (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
セイヨウアジサイの別名を持つ
白い紫陽花の花、アナベル。
暑さや寒さ、病害虫にも強く
育て方も簡単ということで
近年、よく見かけるようになりました。
梅雨時期の天候の影響で
いつもの青や赤の紫陽花が見られなかった駅に、
たくさんのアナベルが緑の葉に映えていました。
華一輪 (秩父鉄道)

2022.6.24 秩父鉄道 武州日野駅
梅雨明けが異常に早かった今年ですが、
早い梅雨明けとその後の猛暑の影響でしょうか
今年の紫陽花は生育が今一つ良くない様子です。
訪れた武州日野駅でも、花を付けている株は僅か。
ようやく見つけた一輪の紫陽花は
緑の葉に隠れるように、ひっそりと咲いていました。
梅雨明け後の猛暑の中に咲いた一輪の紫陽花に
ひと時の涼を感じます。
若葉の頃 (秩父鉄道)

2022.4.16 秩父鉄道 親鼻-上長瀞
華やかに咲き誇った桜の季節が終わり、
新緑の美しい季節がやってきました。
山々で一斉に芽吹いた薄緑色の若葉が
蒸気機関車の黒い車体を引き立ててくれます。
山々の新緑を堪能するかのように
鉄橋上で大きく汽笛を鳴らし、
ゆっくりと渡っていきました。
迎春2022 (秩父鉄道)

2022.1.01 秩父鉄道 波久礼-樋口
新年、明けましておめでとうございます。
本年も拙作をUPして参ります、よろしくお願い申し上げます。
冬の日差しはあるものの、時より寒風が吹く中、
日章旗をはためかせて、SLパレオエキスプレス号がやってきました。
元日での運転は3年ぶりになりますが、
1月10日まで土日祝日を中心に運行が予定されているようです。
今年は、いろんな場所へ気兼ねなく撮影に出かけられるような
良い年になりますように。
秋の秩父路 (秩父鉄道)

2021.10.03 秩父鉄道 上長瀞-親鼻
C58363が牽く観光列車の「パレオエクスプレス」
沿線屈指の名所である荒川橋梁では
橋梁の中央部で汽笛を鳴らしてくれます。
橋の上の乗客は列車の窓を開け
河原の観光客に手を振る姿も見られました。
秋の観光シーズンに入った10月の休日
コスモスの花揺れる秋の秩父路に
たくさんの乗客を連れてきてくれます。